2019年2月5日、ボートレース住之江でGⅢオールレディース「第29回アクアクイーンカップ」の優勝戦が開催され、われらが平高奈菜選手(B2/31歳)は前回の優勝戦と同様に6号艇で出走し、4着に終わった。
舟券へはあまり顔を出さずに優勝戦へ
出場2開催連続優出という成績からは、好調著しい立ち回りを想起させるが、各レースの結果を並べて見ると、復調と断ずるには疑問符を付けざるを得ない。今節も1着は1度しか取れず、2着も1本しかない。優勝戦以外の8レース中の半数以上、実に5本が4着なのである。
5号艇で準優勝戦に臨み、見事3着を確保したために、優勝戦で緑のカポックを着る機会を得たが、実に薄氷を踏むような挑戦であった。
優勝戦よりも熱い準優勝戦
その準優勝戦は、優勝戦と同様に1号艇寺田千恵選手(A1/写真上では平高選手よりも遥かに若い)が華麗に逃げ切ったレースだが、2番手以下は激闘であった。平高選手は好スタートから早速4号艇を内に抑え込み、さらに1周目1マークで2号艇のケツに突っ込む勢いの冒険的な捲り差しを披露する。しかし2週目1マークで今度は大人しく、通常の差し構えで助走をつけたところ、3号艇の押し出し気味な割り込みに妨害され、2番手からは大きく引き離されてしまう。最後にはそのお返しとばかりに、先行していたとはいえ外から強引な先マイを繰り出して3号艇を封じ込めて優出を手にするという、まさに平高選手は水上の格闘技を展開したのである。持ち前の負けん気が如実に表へ出たレース振りであった。
しかし、である。優勝戦となるとそのスタイルが一転してしまう。まずスタートが悪い。元々差すつもりであったにせよ、.21は少し緩い。1周目1マークでは遠くから差してくるが、当然届かない。その後は舟券に絡めない3艇の中では意地の差しを見せ最先着を確保するも、準優勝戦の熱さに比べると、どうにもスタートから暫くはやる気が無いように見えるのである。
優勝戦でも4着。6/9で4着。ポスト柴田善騎手か。
さまざまな要因があるのだろうが、どれも推測の域を出ない。あくまで目標はGⅢでの優出であり、達成できたので安全面に気持ちが傾いたのであろうか。もしくは準優勝戦での喧嘩について、諸先輩から物凄い圧力、暴行、私物の損壊等を受けてしまったのであろうか。スタートで初歩的な失敗をしてしまい、匙を投げてしまったのか。
次の一般戦で今度こそ優勝を
持ち前の勝負根性、勝利への執念が、F3の色気へと繋がっている。完全復活と見做されるには、復帰後の初優勝が必須だ。
次走は2月11日からの江戸川一般戦「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」だ。おねショタ好きには堪らないコンセプトである。
