幕開けの一戦で捲り一閃!生田波美音選手が好調な滑り出し。


前節での不甲斐ない振舞を反省したのか否か、元最年少レーサーの生田波美音選手(20歳/B1/東京/124期)がいきなり勝った。

平和とは何かを考えさせてくれるギャンブル島。

2022年11月12日。年末に向けて徐々に増えつつある新型コロナ感染者の勢いをよそに、ボートレース平和島ではファイティングボートガイド杯が恙無く開催初日を迎えた。男女混合の一般戦であるが、第1Rは男尊女卑の前座よろしく女子のみの一戦として組まれ、生田選手も舟を宛がわれていたのだが、その面子は以下の通りであった。

BOATRACE オフィシャルウェブサイトより。

オール東京の一戦である。最年少の座は手にすることが出来なかったもののルーキーが6号艇に配されて、上下関係の緊張感は如何ばかりか。何れにせよわかり切っていることとしては、2号艇の生田選手は、先輩相手に一切の忖度をしないということが挙げられる。勿論後輩にも遠慮はしないだろう。

3号艇にA1選手が配されている。A1といってもボートレース勝率5.43ではA級の崖っぷちといった印象だ。しかし、こと平和島実績に限れば7.16という押しも押されもしない実績を誇っているのだから侮れない。尚且つ他は全員B級選手なのだから、期待を背負うのは当然ともいえる。

BOATRACE オフィシャルウェブサイトより。

オッズは正直で、やはり3号艇絡みが強く、1-3-2が一番人気、次いで1-3-4、その次が3-1-2と、一桁人気のない割れ加減の支持とはいえ、3アタマが三番人気を占めているのだった。その中で、絶対有利の最内1号艇とA1の3号艇に次ぐかたちで、2号艇の生田選手が支持されているのは、流石に舟券師たちである。年数でいえばブービー、下から二番手の経験値しか持っていないのにも関わらず、この厚い支持。多摩川フレッシュルーキーによる平和島席巻が期待されている証左である。

前節の強運は続かず。むしろツケが回ったか。

何より、劣悪なモーター勝率の数字を鑑みてもなお、これだけの支持を受けているのだから、期待の大きさが一入であることがわかる。本モーター、50号機は、今年の6月に卸されて以来優出0回。前節こそA1選手が整備して2勝し、準優出を果たしたものの直後にはフライングも惹起させており、かなり気難しいモーターと見える。

ボートレース平和島オフィシャルサイトより。

そんな負の駆動機、大いなる不安材料を抱えているにも関わらず、生田選手の舟券絡みを信じる人々が多くいるという事実。この熱き声援を、生田選手は感じてくれているだろうか。

まるでとんでもない実力差があるかのような貫禄勝ち。

ファン達の不安をよそに、いとも簡単に生田選手はその期待に応えた。1着にまで来てしまったから、応え過ぎたといってもいいだろう。内を大きく開けて回りしろ充分のところ、.03という危うげ且つ勝気なトップスタートから、有無を言わせぬ捲り一閃。最初のターンマークで早々に勝負を決めてくれたのである。

BOATRACE オフィシャルウェブサイトより。
以上3枚とも、ボートレース平和島オフィシャルサイトより。黒服生田選手が2号艇を駆って1号艇を捲っていく。

ほぼ無抵抗で捲られていった1号艇のアラフォー選手に、敢闘精神の疑義を感じはするが、スターティングといい捲りっぷりといい、生田選手らしい乱暴なまでの思い切りの良さが結実した、開幕の一戦に相応しい、幸先の良い滑り出しであった。

この調子を維持できるか。

この日は2回走りで、男子との混合戦となった2走目は4号艇でカドからスタートするも、転覆艇が出たこともあり艇番通りの4着に終わったが、得点率は7.00だから上々である。今後も勝たないまでも舟券に絡み続ければ、今度こその優出も夢物語ではない。しかもポンコツと揶揄されても仕方のない50号機を率いてともなれば、操舵技術のみならず整備能力でも一目置かれるようになる。その総合評価は、うなぎ上りという言葉では役不足な程にもなるだろう。この数日は目が離せない。


労働階級からの解放を志し、収入のアテもないのに突然脱サラ。後先考えないその姿勢に後悔しきり。

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